棋聖戦五番勝負第3局~現代の宗歩、藤井棋聖~
2024年07月14日
棋聖戦五番勝負第3局が愛知県名古屋市内の亀岳林万松寺で行われました。
万松寺は織田家の菩提寺として建立されたお寺で、織田信長や徳川家康と縁があり、信長が父信秀の葬儀で位牌に抹香を投げ付けた舞台になったり、家康が幼少時を織田家の人質として過ごしたとされる逸話が残っている有名なお寺であります。
勝てば永世棋聖を獲得する藤井棋聖は現在2連勝中で5期連続に王手がががります。
対する山崎八段は1、2局とも完敗を喫しており、とにかく次に繋げるために負けられない1局となります。
先手は山崎八段。エース戦法の相掛かりに命運をかけた本局でしたが、藤井棋聖との力量差は埋まらず。シリーズを通して一番善戦した局ではありましたが、タイトル戦では今のところ藤井棋聖には遠く及ばない感がありました。山崎八段も相当強いんですけどねえ・・・。
これで藤井七冠が全勝してタイトル5連覇、永世棋聖を獲得されました!
現在現役の棋士は総勢172名、内タイトル経験者は31名。更に永世称号獲得者となれば、今回永世棋聖を獲得した藤井七冠を入れてもたった5人(羽生・谷川・森内・渡辺・藤井)しか存在しません。タイトルを獲得するだけでも困難な道程ですが永世称号獲得ともなると、実力もさることながら運も重要なファクターとなります。
藤井七冠は今後、王位戦でも渡辺九段を挑戦者に迎えて永世王位獲得要件である連続5期を目指します。
現在永世王位獲得者は現役棋士では羽生九段のみです。
その王位戦七番勝負の第1局は7月6、7日の2日間に渡って行われました。
無冠となってちょうど1年。最強棋士として19歳から棋界に君臨してきた渡辺明九段が満を持してのタイトル奪取に挑みます。渡辺九段に大きな期待がかかります。
勿論、現最強棋士で王位の藤井七冠も2日制の対局では比類ない強さで現在9連勝中です。
天才と天才が1年を経て激突する王位戦。
そして、第1局は大波乱の幕開けとなりました。
続く
《タカダ》
万松寺は織田家の菩提寺として建立されたお寺で、織田信長や徳川家康と縁があり、信長が父信秀の葬儀で位牌に抹香を投げ付けた舞台になったり、家康が幼少時を織田家の人質として過ごしたとされる逸話が残っている有名なお寺であります。
勝てば永世棋聖を獲得する藤井棋聖は現在2連勝中で5期連続に王手がががります。
対する山崎八段は1、2局とも完敗を喫しており、とにかく次に繋げるために負けられない1局となります。
先手は山崎八段。エース戦法の相掛かりに命運をかけた本局でしたが、藤井棋聖との力量差は埋まらず。シリーズを通して一番善戦した局ではありましたが、タイトル戦では今のところ藤井棋聖には遠く及ばない感がありました。山崎八段も相当強いんですけどねえ・・・。
これで藤井七冠が全勝してタイトル5連覇、永世棋聖を獲得されました!
現在現役の棋士は総勢172名、内タイトル経験者は31名。更に永世称号獲得者となれば、今回永世棋聖を獲得した藤井七冠を入れてもたった5人(羽生・谷川・森内・渡辺・藤井)しか存在しません。タイトルを獲得するだけでも困難な道程ですが永世称号獲得ともなると、実力もさることながら運も重要なファクターとなります。
藤井七冠は今後、王位戦でも渡辺九段を挑戦者に迎えて永世王位獲得要件である連続5期を目指します。
現在永世王位獲得者は現役棋士では羽生九段のみです。
その王位戦七番勝負の第1局は7月6、7日の2日間に渡って行われました。
無冠となってちょうど1年。最強棋士として19歳から棋界に君臨してきた渡辺明九段が満を持してのタイトル奪取に挑みます。渡辺九段に大きな期待がかかります。
勿論、現最強棋士で王位の藤井七冠も2日制の対局では比類ない強さで現在9連勝中です。
天才と天才が1年を経て激突する王位戦。
そして、第1局は大波乱の幕開けとなりました。
続く
《タカダ》
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