風に立つライオン
さだまさし
主人公、島田航一郎という医師が、ケニアで自分の命をかけて守った
ミケランジェロ・コイチロ・ンドゥングがやがて医師になり、
東日本大震災直後の東北へ、そこで出会った子供が又医師を目指し
この命のバトンをつなぐ。
『 ガンバレ 』は、人に向かって贈るコールではない。
人は誰でも頑張って生きているのだから、その人に『 もっとガンバレ』
などと他人が言うべきではない。
『 ガンバレ 』は自分自身に、自分が情けない時。自分の心が折れそうな時。
自分を励ます言葉なのだと、また医師が患者から奪ってはいけないものは
『 希望 』なんだと、いい作品でした。
《 フジイ 》
最新コメント