つばめの一年
2021年04月06日
こんにちは。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
少しずつ暖かくなり、ツバメの姿を見かけるようになってきましたね。
春になると日本にやってきて子育てをし、秋になると日本を離れるツバメ。
ツバメは夏の時期を日本で過ごす「夏鳥」といわれる渡り鳥になります。
春になると、フィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシアなど遠く南の方からはるばる日本へとやってきますが、これは距離にしておよそ2,000km~5,000kmにもなります。
くわしいことは分かっていませんが、ツバメは太陽の位置を目印にして方角を把握していると考えられていて、道に迷う心配もないそうです。
東南アジアから海を越えてやってきたツバメは、沖縄を経て、3月ごろ九州に姿を見せ、そして、暖かくなるのにともなって北上し、各地で子育てを行います。
人家や納屋など、かならず屋根のある人工物に巣をつくります。
あえて人のいる場所に巣づくりをするのは、外敵から身を守るためだと考えられています。
人の存在によって外敵を遠ざけるというのは、なかなかの知恵者ですね。
親鳥は、泥やワラ、枯れた草を口にくわえて運びこみ、それを粘着性のある唾液で固めて巣をつくっていきます。
これらの材料は、田んぼや水辺で容易に手に入るものです。
新しく巣をつくることもあれば、空いている巣を直して使うこともあるそうで、
前の年に子育てに使った巣と同じ巣に戻ってきて、そこでまた子育てを行う親鳥もいるそうです。
(昨年の巣に止まっていると思われるツバメ)
1度の子育てで、5個前後産卵し2週間程で孵化し、孵化から巣立ちまでは3週間ほど。
ひなはたくさんの餌を食べてどんどん大きくなります。
ツバメの餌はハエ、ガ、アブなどの小さな虫です。
ひなは1日あたり1羽で100匹以上の虫を食べているという報告もあります。
給餌は雌雄の親鳥が協力して行っていますが、親鳥はかなり大変そうです。
一生懸命ご飯を運んでるのを見かけますよね。
ひなが大きく口を開けて餌をねだる「餌乞い(えごい)」。お腹がいっぱいになったひなは餌乞いを行わなくなって後ろに下がり、お腹がすいているひなは前に出てくるので、偏りなく餌を与えることができるそうですよ。
子育てが終わると、巣立ったひな鳥と子育てを終えた親鳥は、巣を離れて集団となって過ごします。
その規模は数千羽から数万羽。水辺のヨシ原などにねぐらをつくり、たくさんの餌を食べて渡りに備えます。
そして、秋が近づき、9月~10月になると、ツバメたちは日本を離れ九州、沖縄を経て海を越え、南方へと渡っていきます。
そこで冬を過ごし、次の春、再び日本にやって来ます。
現在せんちゅうパル内もツバメ達が沢山飛び回っていますよ。
巣に止まっているツバメもいれば何処に作ろうか探しているツバメもいます。
(ライトと同化しているツバメ)
ヒナを見るのを楽しみにしています。
これからあちこちに巣を作ると思いますのでせんちゅうパルに来られた際は探してみて下さい♡
《いまい》
ブログをご覧いただきありがとうございます。
少しずつ暖かくなり、ツバメの姿を見かけるようになってきましたね。
春になると日本にやってきて子育てをし、秋になると日本を離れるツバメ。
ツバメは夏の時期を日本で過ごす「夏鳥」といわれる渡り鳥になります。
春になると、フィリピンやベトナム、マレーシア、インドネシアなど遠く南の方からはるばる日本へとやってきますが、これは距離にしておよそ2,000km~5,000kmにもなります。
くわしいことは分かっていませんが、ツバメは太陽の位置を目印にして方角を把握していると考えられていて、道に迷う心配もないそうです。
東南アジアから海を越えてやってきたツバメは、沖縄を経て、3月ごろ九州に姿を見せ、そして、暖かくなるのにともなって北上し、各地で子育てを行います。
人家や納屋など、かならず屋根のある人工物に巣をつくります。
あえて人のいる場所に巣づくりをするのは、外敵から身を守るためだと考えられています。
人の存在によって外敵を遠ざけるというのは、なかなかの知恵者ですね。
親鳥は、泥やワラ、枯れた草を口にくわえて運びこみ、それを粘着性のある唾液で固めて巣をつくっていきます。
これらの材料は、田んぼや水辺で容易に手に入るものです。
新しく巣をつくることもあれば、空いている巣を直して使うこともあるそうで、
前の年に子育てに使った巣と同じ巣に戻ってきて、そこでまた子育てを行う親鳥もいるそうです。
(昨年の巣に止まっていると思われるツバメ)
1度の子育てで、5個前後産卵し2週間程で孵化し、孵化から巣立ちまでは3週間ほど。
ひなはたくさんの餌を食べてどんどん大きくなります。
ツバメの餌はハエ、ガ、アブなどの小さな虫です。
ひなは1日あたり1羽で100匹以上の虫を食べているという報告もあります。
給餌は雌雄の親鳥が協力して行っていますが、親鳥はかなり大変そうです。
一生懸命ご飯を運んでるのを見かけますよね。
ひなが大きく口を開けて餌をねだる「餌乞い(えごい)」。お腹がいっぱいになったひなは餌乞いを行わなくなって後ろに下がり、お腹がすいているひなは前に出てくるので、偏りなく餌を与えることができるそうですよ。
子育てが終わると、巣立ったひな鳥と子育てを終えた親鳥は、巣を離れて集団となって過ごします。
その規模は数千羽から数万羽。水辺のヨシ原などにねぐらをつくり、たくさんの餌を食べて渡りに備えます。
そして、秋が近づき、9月~10月になると、ツバメたちは日本を離れ九州、沖縄を経て海を越え、南方へと渡っていきます。
そこで冬を過ごし、次の春、再び日本にやって来ます。
現在せんちゅうパル内もツバメ達が沢山飛び回っていますよ。
巣に止まっているツバメもいれば何処に作ろうか探しているツバメもいます。
(ライトと同化しているツバメ)
ヒナを見るのを楽しみにしています。
これからあちこちに巣を作ると思いますのでせんちゅうパルに来られた際は探してみて下さい♡
《いまい》
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