せんべいとあぶり餅
2020年11月20日
秋のお彼岸にお墓参りが出来てなかったので
遅まきながらやっと義母のお墓参りに行くことが叶いました。
妻の先祖のお墓は京都にあります。
以前にもお話させて頂きましたが・・・
京都にお墓が有ると、お墓参りのついでと申し上げたら
ご先祖様にお叱りを受けますが、
お参り後、京都観光が出来て便利が良いです!! (笑)
しっかりとお墓の掃除、献花、お参りの後、
今回も目的地が2~3箇所ございました。
まず第一は・・・
以前、ご来店のお客様から”おせんべい”を頂戴致しました。
それが京都のお店の商品で、凄く美味しかったんです!!
大阪では百貨店の催事以外では販売されていない商品でした。
お菓子の包み紙からネット検索致しました所、
なんと・・・義母のお墓から歩いて数分の場所にありました。
それで、墓参の後に早速訪れてみました。
上京区堀川通り寺之内にあります。
こんな店構えで、赤い日除けの傘が粋な感じです。
店内は、さすが京都というか大阪の菓子舗とはちょっと違う雰囲気、
「田丸弥」は江戸時代まで丹波で旅籠を営んでおられ、
自家製のお菓子で旅人をもてなしたのが菓子作りの始め、
江戸時代が終わり明治から大正へ、徐々に拠点を京都に移し
やがて菓子作りを家業の中心に据えるようになられたそうです。
そんな歴史のあるお店のようです!!
「いらっしゃいませ」と迎えてくださった店主、
『どちらから?』と聞かれたので「大阪から」と答えたところ、
「あ~ぁ、そうですか」と、ごく普通の応対でした。
しかし、しかし、ですよ・・・
『歩いて数分の「○○寺」に義母の墓が・・・』と話した所
『そうどすか!、京都のご出身で?』『よう、おこしやす!!』
急に京言葉でにこやかな応対に様変わり・・・(爆笑)
こういう所が、”いかにも京都人”的な感じを受けました・・・(笑)
私の感性、皆様はどう思われます??? 偏見ですかぁ~(笑)
まぁ、おせんべいは確かにわざわざ買い求めに来た程の値打ちがあり
胡麻の風味が効いて、美味しかったですよぉ~~
友人・親族にもお土産に買い求めたぐらいですからねぇ~~
そんな体験をした後は・・・京都洛北へ
車で10分足らずの場所にある「今宮神社」へ・・・
参拝は勿論ですが、こちらの目的は「あぶり餅」です。
この度は食べてばかりのようですが・・・(笑)
今宮神社の門前で、創業1000年以上の老舗が2軒
「一文字屋和輔」と「本家・根元かざりや」です。
私はいつも「かざりや」さんです。
・・・と云うのも、お持ち帰りを注文すると
3本のあぶり餅が、おまけに付いてくるからです(爆笑)
大きさは大人の親指ほど、細い竹串に餅を刺して”きな粉”をまぶし
炭火で焼き上げ、最後に”白味噌”のタレを掛けて出来上がり!!
町家造りの軒先に置かれた炭火で炙るため、香ばしい香りが
辺り一面に漂い、食欲をそそります!!
このきな粉の風味と甘みのある白味噌と、少し焼け焦げた餅
三位一体となった味が最高に美味しく、ホッとするんです。
丸窓と釣り忍の掛かった風情を楽しめる部屋で頂きました。
この大きさの餅ですから、満腹という訳には参りませんが、
小腹は満たされましたよ。
で、次なる目的地へと向かいますが・・・
長くなるので次回にご紹介致します。
またぁ~、今回も引っ張って御免なさい。
次回を楽しみにお待ち頂けると幸いです。
宜しくお願い申し上げます(礼)
《タケナカ》
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