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世界初のiPS細胞から作った網膜移植へ

2020年06月14日

南千里店

とうとうIPS細胞の実用化への一歩が踏み出されます。



他人由来のIPS細胞(人工多機能幹細胞)から作られたシート状の網膜視神経細胞を網膜色素変性患者の網膜下に移植する世界初めての臨床研究が今年度を目処に行われます。


(出典:mainichi.jp)

目に関する分野の再生医療の進歩はめざましく、世界でも日本の技術は特に高度で世界からも注目されていました。

今回の症例である網膜色素変性症とは、光を感じる網膜の視細胞が徐々になくなり、暗いところでものが見えにくくなったり視野が狭くなったりします。その後、視力が落ちていき失明することもあり、可能な限り進行を遅らせることは出来ても有効な治療方法は確立されておりませんでした。

日本では中途失明の3大原因の一つで、人口約5000人に一人の割合で発症されている難病です。

安全性が認められれば、数年以内に有効な治療方法として患者さんの希望の光になることでしょう。


《タカダ》

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