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本のお話

2020年02月24日

南千里店


閉鎖病棟
帚木蓬生

重い過去を引きずり、家族や世間から疎まれ遠避けられ精神病院ヘ

ここで30年過ごしたチュウさんが看護婦長さんに

患者の手による劇の台本を依頼される。

かつては皆んな、何かであったのだそれが病院に入れられたとたん

患者という別次元の人間になってしまう

そこではもう以前の職業も人柄も好みも一切合切が問われない

骸骨と同じだ、チュウさんは自分達が骸骨でないことを

皆んなに知ってもらいたかった、患者でありながら患者以外のものにも

なれる事を訴えたかった。

人間が人間である事を主張する。

最後の秀丸の裁判で、チュウさんが訥々としかも力強く証言する場面は

感動しました。何度も読み直しました。

映画の方は見ることが出来ませんでした。

《 フジイ 》

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