三ツ矢サイダー
2017年03月31日
『3月28日は三ツ矢の日』って知ってました?
(ミ・ツ・ヤ)だからですって (笑)・(笑)
三ツ矢といえばサイダー・・・ですよねぇ~~~
暑い夏、汗をかいた後のサイダーはたまりませんでした。
古い話で恐縮ですが、私が子供の頃は現代みたいに
炭酸飲料が多くなくて、「サイダー」か「ラムネ」が定番!!
後は懐かしく「ワタナベのジュースのもと」・・これは粉末ジュース。
今では60歳以上の方以外は、誰も知らない???飲み物です???
そうそう・・・「カルピス」は贅沢な飲み物でした!!!
余談が過ぎましたが、なんで今頃こんな話かというと、
店舗の前の「阪急オアシス」さんにこんなポスターが貼られました。
そう言えば、国道173号線の川西市平野に三ツ矢のマークを
見たことあるよなぁ~~と、思い出したから。
川西市のホームページを検索・・・そちらの情報によると、
明治14年、名鉱泉として紹介され、これを飲料用に瓶詰めして
「平野水」という商品名で発売されたそうです。
これが日本で初めての ”サイダー” であるとされ、
大正の中頃に、平野駅北部一帯には、東洋一の規模といわれた
清涼飲料水工場があり、後に加工されて「三ツ矢サイダー」になったようです。
現在は、工場跡地に散在する、炭酸ガス捕集塔、三ツ矢サイダーの碑などの
整備をして、旧御料品製造所を出来る限り往年の雰囲気を残しつつ
改修を行い、平成13年3月より三ツ矢記念館として開館していましたが、
現在は見学をすることは出来なくなっているそうです。
以上、ホームページ情報から。
という詳しい資料を拝読したからには、この眼で見なければと思い、
昨日の休みに、ドライブ方々探索に行ってみました。
私の記憶どおりに、能勢電「平野駅」を400メートル過ぎたあたり、
数年前にできた「コーナン」のすぐ近くにありました。
遠くからでも三ツ矢塔を望むことが出来ます。
三ツ矢塔の説明をすると長くなるので、説明看板を撮ったので
この写真をピンチアウトして読んで下さいね!!!(申し訳ない)
「三ツ矢サイダーの碑」もあり、”3本の矢”のマークも石碑としてありましたよ。
「御料品製造所」・・1912年に皇室及び宮家へ納入する御料品を
製造するために、明治45年(1912年)に特に建設された
大正天皇御料品製造所の建物を整備して残されたものだそうです。
驚いたことに源泉の下の川から、ブクブクと天然炭酸ガスが湧いているのが、
肉眼でも確認できました。今も延々と歴史は続いているのですねぇ~~
写真を撮ってはみましたが、炭酸の噴出が見ることが出来ますか???
川岸の、こちらは「炭酸分離塔」、工場へ送るための「平野鉱泉」の源泉。
今は立ち入りができないので対岸から撮影してみました。
この辺りは昔は「平野温泉郷」として
江戸時代には平野地区に湧き出た温泉で賑わったそうです。
塩川の流れに沿って100メートルに渡り20を超える温泉宿が
立ち並び、妙見山への参拝者や湯治客で賑わったそうですが
江戸時代末期の大火災の後に衰退してしまったようです。
すぐ近くに「協立温泉病院」という名前の病院が・・・温泉と関係あり???
以上、早春の暖かいひと時を、三ツ矢サイダーの想い出とともに
楽しく遊ばさせていただきました。
ちょっとは歴史の勉強にもなったし・・・良かった・良かった・・・
《タケナカ》
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