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チャンピオンシップ決勝に想うこと。

2015年12月05日

千里中央店

こんにちは。


今日12月5日の午後7時30分。

Jリーグチャンピオンシップの決勝ガンバ大阪VSサンフレッチェ広島の第2ラウンドが、広島のホームスタジアムであるEスタ(エディオンスタジアム広島)でキックオフとなる。

2日に行われた第1ラウンド、万博競技場でのガンバ大阪のホームの試合、後半ロスタイムでのまさかの逆転劇に試合をテレビで観てた僕も息を飲んだ。


後半36分1対1に追いつかれた直後、元日本代表ガンバ大阪の今野のゴールの瞬間に、僕はガンバの勝利を確信した。
ところが後半41分ガンバ大阪の右サイドバックのオ・ジェソクの一発退場。



数的不利もありガラッと流れが変わり一気にサンフレッチェ広島ペースに。
あとはバタバタバタッと。
終わってみれば2対3、ホームでの痛い敗戦。






この試合のポイントをあげるとすれば、退場者が出た後のガンバ大阪の試合運びにあると思う。

フォワードの宇佐美を下げて、ディフェンスを一枚加えたところまでは問題ない。

もっと言えば、2対2の同点に追いつかれた所までは、仕方ないと言える。
サンフレッチェ広島の変化をつけたフリーキックにガンバ大阪ディフェンスもついていけず素晴らしいゴールだったから。


問題はその後。

残り時間や数的不利を考えれば、ガンバ大阪は無理をせず時間を有効に使い、引き分けで終了のホイッスルを待たねばならなかった。
事実キャプテンの遠藤からはその指示が出ていたらしい。

しかし「ホームで負けられない」そんな雰囲気にいつもの冷静さを欠いてしまい、少しでもボールを前に進めようと焦った今野のスローインが相手に奪われ、そこから繋がれて失点し逆転を喫してしまった。

試合後のインタビューで今野は「あの失点は僕のミス」そう認めていたという。

代表経験も豊富なベテランでも、この白熱した展開に、熱狂的なサポーターの声援に、自分をコントロールしきれなかったというのだ。


この試合を見終えて、チームでその局面局面にあわせた意思統一を図るということが、とても難しいことなんだと感じた。



これを僕が働く店の中に置き換えてまみる。

誰かがお客様を接客しているとする。
そうした時に、加工をしてるスタッフもいれば、フレームの掃除をしてるスタッフもいる。
机に座って作業をしてるスタッフもいる。

何をしててもいい。
ちゃんとお客様の存在に意識が向いていれば。



それこそサッカーを見てていつも思うことがある。

『ボールを持ってない選手の動きの大切さ』

オフザボールというやつ。
サッカーというスポーツは、90分の中で実際ボールに触れている時間はほんの数分でしかない。
要はそれ以外の時間は、あらゆる可能性を信じてまたはイメージして走る時間だ。
それは仲間を信じてであったり、仲間のフォローであったり、時に自分のインスピレーションを信じて。

僕たちの仕事もお客様と接している時間より、そうでない時間の方が圧倒的に長い。

そうすると、そこでの行動も意識も、自分次第だ。

僕たちの目的はお客様に喜んでいただくこと。
それは必ずしも目の前のお客様とは限らない。
オフザボールの時間にどれだけそこをイメージして行動できるか。


そんな事を考えた。


今日は2点差以上、もしくは3ゴール以上での勝利が不可欠。
この二人の活躍に期待したい。









《ウエノ》

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