そうだ京都、行こう。
2024年11月30日
こんにちは。
昨日京都に行って来ました!
阪急京都線の終点「京都河原町駅」で下車し、鴨川を横目に八坂神社方面に歩みを進め、途中右折して花見小路を通り到着したのは『建仁寺』です。
『建仁寺』は京都最古の禅寺。
臨済宗建仁寺葉の大本山。開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁二年(1202)の開創で寺名は当時の年号から名づけられています。山号は東山。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学でしたが、第十一世蘭渓道隆の時から純粋な臨済宗の道場となりました。800年の時を経た今も、禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっています。
まずは境内を散策し木々が作り出す自然芸術にスマホを向けます。
そして拝観料を払って本坊に入ります。
枯山水の庭が美しい大雄苑(だいゆうえん)で時間の流れを忘れて
畳に腰をおろし潮音庭(ちょうおんてい)を眺め暫しのリラックス
回廊を歩きながら何処を見ても綺麗!
スリッパに履き替えて別棟にある法堂(はっとう)の中に足を踏み入れ天井を見上げるとその迫力がに圧倒されます。
明和二年(1765)に上棟。本尊は釈迦如来座像。またその天井には平成十四年(2002)に総研800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれました。
『建仁寺』とても素敵なお寺でした。
次に訪れた場所なんですけど。
みなさん突然ですが空也上人(くうやしょうにん)ってご存知ですか?
平安時代中期の僧侶で「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えて極楽往生を願う阿弥陀信仰を広め、『六波羅蜜寺(前身である西光寺)』を創建した人物。
951年に京都で疫病が流行った際、空也上人が自ら刻まれたと伝わるのが「十一面観世音菩薩立像」。
その『六波羅蜜寺』の御本尊である国宝「十一面観世音菩薩立像」が12年に一度辰年のこの時期にだけご開帳となるので、これは是非拝見しとかないとなと。
そして何より「空也上人像」を見たい!
今回京都を訪れた一番の目的はコレと言っても過言ではない。
…そんな訳で訪れたのが建仁寺から南へ徒歩5分。
『六波羅蜜寺』です。
入口で令和館の入館料を払い、まずは12年に一度のご開帳「十一面観世音菩薩立像」を参拝するため本堂へ。撮影はNGです。多くの方々が熱心に手を合わされてました。
コチラの画像は開張前の状況で『そうだ京都に、行こう』よりお借りしました。
実際にはご開帳され目の前に十一面観世音菩薩立像がおられます。12年に一度と聞くととても有難い気がしました(笑)。12/5までとなっておりますので気になる方はこの機会お見逃しなく!
そしていよいよ「空也上人像」が展示されている令和館に。
二階建てになっていて一階の展示を見て階段を上がると直ぐの場所に「空也上人」がおられました。
いよいよ空也上人像とご対面です。口から出る不思議な物体は、近くで眺めると・・・ 仏様! ご存知の方も多いと思いますが、空也上人が唱えた「南、無、阿、弥、陀、仏」のお念仏六字が、阿弥陀様の姿に変わったという伝承を再現したものとなっております。
ここでも撮影NGですので『そうだ京都、行こう』のホームページより画像をお借りしました。
そのお姿を見て、疫病や貧困に苦しむ人々を助けてこられた空也上人の利他の精神に触れた気がしました。
空也上人?いきなり何の話?誰ですか?という方もこの画像を見たら「あー!歴史の教科書で見たことある気がするーー!」となるのではないでしょうか。
僕も最初は写真を見た時に、まず見た目に面白いなと思いました。そして時代背景や人物像を調べていくうちにとても惹かれるようになりました。
さて時間も2時を周りお腹も空いてきたので、何処かで昼ごはんやな…
次週につづきます(笑)
《ウエノ》
昨日京都に行って来ました!
阪急京都線の終点「京都河原町駅」で下車し、鴨川を横目に八坂神社方面に歩みを進め、途中右折して花見小路を通り到着したのは『建仁寺』です。
『建仁寺』は京都最古の禅寺。
臨済宗建仁寺葉の大本山。開山は栄西禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁二年(1202)の開創で寺名は当時の年号から名づけられています。山号は東山。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学でしたが、第十一世蘭渓道隆の時から純粋な臨済宗の道場となりました。800年の時を経た今も、禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっています。
まずは境内を散策し木々が作り出す自然芸術にスマホを向けます。
そして拝観料を払って本坊に入ります。
枯山水の庭が美しい大雄苑(だいゆうえん)で時間の流れを忘れて
畳に腰をおろし潮音庭(ちょうおんてい)を眺め暫しのリラックス
回廊を歩きながら何処を見ても綺麗!
スリッパに履き替えて別棟にある法堂(はっとう)の中に足を踏み入れ天井を見上げるとその迫力がに圧倒されます。
明和二年(1765)に上棟。本尊は釈迦如来座像。またその天井には平成十四年(2002)に総研800年を記念して「小泉淳作画伯」筆の双龍が描かれました。
『建仁寺』とても素敵なお寺でした。
次に訪れた場所なんですけど。
みなさん突然ですが空也上人(くうやしょうにん)ってご存知ですか?
平安時代中期の僧侶で「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えて極楽往生を願う阿弥陀信仰を広め、『六波羅蜜寺(前身である西光寺)』を創建した人物。
951年に京都で疫病が流行った際、空也上人が自ら刻まれたと伝わるのが「十一面観世音菩薩立像」。
その『六波羅蜜寺』の御本尊である国宝「十一面観世音菩薩立像」が12年に一度辰年のこの時期にだけご開帳となるので、これは是非拝見しとかないとなと。
そして何より「空也上人像」を見たい!
今回京都を訪れた一番の目的はコレと言っても過言ではない。
…そんな訳で訪れたのが建仁寺から南へ徒歩5分。
『六波羅蜜寺』です。
入口で令和館の入館料を払い、まずは12年に一度のご開帳「十一面観世音菩薩立像」を参拝するため本堂へ。撮影はNGです。多くの方々が熱心に手を合わされてました。
コチラの画像は開張前の状況で『そうだ京都に、行こう』よりお借りしました。
実際にはご開帳され目の前に十一面観世音菩薩立像がおられます。12年に一度と聞くととても有難い気がしました(笑)。12/5までとなっておりますので気になる方はこの機会お見逃しなく!
そしていよいよ「空也上人像」が展示されている令和館に。
二階建てになっていて一階の展示を見て階段を上がると直ぐの場所に「空也上人」がおられました。
いよいよ空也上人像とご対面です。口から出る不思議な物体は、近くで眺めると・・・ 仏様! ご存知の方も多いと思いますが、空也上人が唱えた「南、無、阿、弥、陀、仏」のお念仏六字が、阿弥陀様の姿に変わったという伝承を再現したものとなっております。
ここでも撮影NGですので『そうだ京都、行こう』のホームページより画像をお借りしました。
そのお姿を見て、疫病や貧困に苦しむ人々を助けてこられた空也上人の利他の精神に触れた気がしました。
空也上人?いきなり何の話?誰ですか?という方もこの画像を見たら「あー!歴史の教科書で見たことある気がするーー!」となるのではないでしょうか。
僕も最初は写真を見た時に、まず見た目に面白いなと思いました。そして時代背景や人物像を調べていくうちにとても惹かれるようになりました。
さて時間も2時を周りお腹も空いてきたので、何処かで昼ごはんやな…
次週につづきます(笑)
《ウエノ》
コメント一覧