タングステン入り最強フレーム

こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。


強度近視の方のご注文をいただきました。


近視の度合いを分けるのは、裸眼の視力ではなく屈折度数（D、ディオプター）で、-6.25D以上の状態だと強度近視に分類されます。これに対し、中等度近視は-3.25D以上-6.00D以下、弱度近視は-0.50D以上-3.00D以下となっています。



今回作製するメガネの度数は　
右　S.-12.50D　　C.-2.50D　　180°
左　S.-11.50D　　C.-1.50D　　180°
Sが近視、Cが乱視の度数になります。


まず家事をする時などに下を向くのでどうしてもメガネが下がってくるので困っているそうです。


フレームは極力小さいフレームが向いています。
ブログでも何度かお伝えさせていただいてますが、近視のマイナスレンズは外側にいく程レンズの厚みは分厚くなっていきます。
小さいフレームは分厚い所を切り落としてくれ、軽く仕上がり尚且つ目が小さく見えるのも防いでくれます。

今回お選びいただいたのはG4の先セルにタングステンの金属を埋め込んでいるフレームです。

G4　1711　G/NV　42size　￥48,400

レンズシェイプが小さいのはもちろんの事、何と言っても先セル部分に重しが入っており重心が後ろにいくので丁度いいバランスで重さを感じず掛けていただく事が出来ます。


こちらは先の方が少し薄くなっています。




それに引き換えこちらのフレームは先の方が厚みがあります。
タングステンの重しが入れてあります。




まだレンズが入ってない状態です。
重心が後ろにいっているので平行にしても後ろに傾きます。





レンズを入れた状態です。




しっかりと薄く軽く出来上がりました。
それでもなお重さはありますが、タングステンのお陰でまだ重心が後ろにあります。



鼻パットの後がくっきり残る心配もありません。


お客様には「とっても軽い！掛け具合がぜんぜん違う！」と大変喜んでいただきました。




小さいレンズシェイプにタングステン入りフレーム。
お度数の強い方には最強のフレームになります。
The Most Emotional Eyewear第6回フレーム機能性部門
グランプリにも輝いています！！


ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さいませ。



《いまい》