あると安心、梵天さん。
2021年01月11日
豊中市・吹田市を跨ぐ千里丘陵にある千里ニュータウン。

1962年、佐竹台住区に初入居から59年。
60年の節目を迎えるにあたって、かつての低層団地は建て替えラッシュで、民間の中層マンションや公団住宅も中層住宅に建て替わっていっております。
変わるものもあれば変わらぬものもある。
関西以北の方には馴染みがないとは思いますが、関西(大阪?)では、"あるもの"が建て替え後の団地にも存在しております。
それは・・・

これです。ぼんてん入れ。

ここにも。
ぼんてん?ぼんてんってなんだ?

梵天様?
ぼんてんで検索すると・・・

ぼんぼん付きの耳かきがヒット。
まさか耳かき入れ?
物は試しに中を開けてみると・・・

これは・・・なんか道具の様なものが入っているぞ。

取り出してみると、トイレとか水回りの詰まりなどで使うキュポキュポでは!?(正式名称はラバーカップ)
何故これが団地の集会場などの共用部に備えられているのか。
ぼんてん=梵天(凡天)の由来は、棒の先端に球状の装飾物を着けた物を梵天と呼ぶようです。
耳かきの梵天は、修験者の着る梵天袈裟のぼんぼりみたいなのが語源とか・・・。
なので耳かきのボンボンは梵天袈裟から、キュポキュポはまた違った由来なのが面白い。
ただ、いつから大阪の団地にこのぼんてん入れが存在するのか調べても分かりませんでした。
想像するに、当時の水洗事情に関係あるのではないかと思うのですが・・・
(例えば水の勢いが弱くて詰まることが多かった、とか?)
今は滅多に使うことが無いもので、家庭に常備しているところも少ないですので、いざという時に備えられていると安心ですよね。
《タカダ》
1962年、佐竹台住区に初入居から59年。
60年の節目を迎えるにあたって、かつての低層団地は建て替えラッシュで、民間の中層マンションや公団住宅も中層住宅に建て替わっていっております。
変わるものもあれば変わらぬものもある。
関西以北の方には馴染みがないとは思いますが、関西(大阪?)では、"あるもの"が建て替え後の団地にも存在しております。
それは・・・
これです。ぼんてん入れ。
ここにも。
ぼんてん?ぼんてんってなんだ?
梵天様?
ぼんてんで検索すると・・・
ぼんぼん付きの耳かきがヒット。
まさか耳かき入れ?
物は試しに中を開けてみると・・・
これは・・・なんか道具の様なものが入っているぞ。
取り出してみると、トイレとか水回りの詰まりなどで使うキュポキュポでは!?(正式名称はラバーカップ)
何故これが団地の集会場などの共用部に備えられているのか。
ぼんてん=梵天(凡天)の由来は、棒の先端に球状の装飾物を着けた物を梵天と呼ぶようです。
耳かきの梵天は、修験者の着る梵天袈裟のぼんぼりみたいなのが語源とか・・・。
なので耳かきのボンボンは梵天袈裟から、キュポキュポはまた違った由来なのが面白い。
ただ、いつから大阪の団地にこのぼんてん入れが存在するのか調べても分かりませんでした。
想像するに、当時の水洗事情に関係あるのではないかと思うのですが・・・
(例えば水の勢いが弱くて詰まることが多かった、とか?)
今は滅多に使うことが無いもので、家庭に常備しているところも少ないですので、いざという時に備えられていると安心ですよね。
《タカダ》
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