スタッフブログ

TOP > スタッフブログ > 本のお話

本のお話

2020年06月01日

南千里店

ツイートする



吉村昭

《 休暇 》
《 眼 》
《 霧の坂 》
《 蛍 》
《 時間 》
《 光る雨 》
《 橋 》
《 老人の柵 》
《 小さな欠伸 》

どの作品も、心に残る忘れられないお話でした。

中でも、《 休暇 》は印象に残ってます。

休暇の『 彼 』は、刑務所の死刑執行係りで

通達が来たら、黙々と事務的に刑執行の役目を果たす。

どんな死刑囚に対しても、私情を介在させる余地もない

つまり 『 彼 』は、人命を断つという自己の立場をどうする事も出来ない。

そんな職業を嫌われて35歳まで独身だった、『 彼 』に

やっと子持ちの相手が見つかる。

結婚式の前日『 彼 』は、一週間の特別休暇を条件に死刑執行に関わる。

その後味の悪さは尾を引いて、新婚旅行も『 掌に死刑囚の体温が

膠のようにこびりついていた 』それでも『 彼 』は

女との生活はうまくいきそうだと思った。

《 フジイ 》

コメント一覧

タイトル
名前
コメント
画像認証(認証文字を入力してください)
CAPTCHA Image  [別の画像に替える]

カレンダー

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最新記事