スタッフブログ

TOP > スタッフブログ > 本のお話

本のお話

2019年08月05日

南千里店

ツイートする


受難
帚木蓬生

韓国沖合で大型旅客フェリー世月号が沈没、多くの犠牲者が出た。

同じ頃韓国で、細胞工学の治療院を経営する津村のもとに

溺死して冷凍保存された少女の遺体が運ばれてきた。

津村はI PS細胞と3Dプリンターを駆使して、少女のレプリカをつくる事に成功。

彼女は記憶を呼び覚ましながら、自分が世月号に乗船していた事実を知る

蘇生して貰った命で、見るもの聞くものを必死で吸収したが半年の人生でした。

だけど十年、二十年生きてきたのと同じことかも

それくらいに関係者の記憶に焼き付けられました。

《 フジイ 》

コメント一覧

タイトル
名前
コメント
画像認証(認証文字を入力してください)
CAPTCHA Image  [別の画像に替える]

カレンダー

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最新記事

アーカイブ