本のお話
2017年09月11日
落雲雀(おちひばり) 帳尻屋仕置( 四 ) 坂岡真
時代小説
地蔵斬り
晴れ姿
よ組の頭
この三編から、特に晴れ姿が良かったです。
貸本屋に借りた本の中から、一枚の文が出てくる
黄ばんだ紙に消えかかった墨文字
そこには、罪を犯して囚われの身になった罪人が『 おこま 』という
七つの愛娘に託そうとした文のようだった。
盗人の頭目が子分に『 おこま 』を頼んだけど
この子分の裏切りで、頭目は捕まり『おこま』は悪の道に
武家専門の口入屋 『 忠兵衛 』が謎解きし悪を退治
頭目は自首し磔に、群衆の中に白無垢姿の『 おこま 』が
父の願い事をかなえるように
二人の目が合うと、磔柱の父の目に涙が
通勤電車の中で読んでいて、目頭が熱くなりました。
《フジイ》
時代小説
地蔵斬り
晴れ姿
よ組の頭
この三編から、特に晴れ姿が良かったです。
貸本屋に借りた本の中から、一枚の文が出てくる
黄ばんだ紙に消えかかった墨文字
そこには、罪を犯して囚われの身になった罪人が『 おこま 』という
七つの愛娘に託そうとした文のようだった。
盗人の頭目が子分に『 おこま 』を頼んだけど
この子分の裏切りで、頭目は捕まり『おこま』は悪の道に
武家専門の口入屋 『 忠兵衛 』が謎解きし悪を退治
頭目は自首し磔に、群衆の中に白無垢姿の『 おこま 』が
父の願い事をかなえるように
二人の目が合うと、磔柱の父の目に涙が
通勤電車の中で読んでいて、目頭が熱くなりました。
《フジイ》
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