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池田市伏尾「久安寺」

2019年06月28日

南千里店

『 久安寺 』(きゅうあんじ)


池田市伏尾にあります。

大阪の奥座敷と呼ばれる「伏尾温泉・不死王閣」のすぐ近く。





関西花の寺12番霊場  別名・「花のお寺」


春は 牡丹・ヒラト    夏は 紫陽花・シャクナゲ

秋は 紅葉        冬は ろう梅・山茶花


一般の人々の仏教徒修行を盛んに行っていて、

静けさと緑の気の中で拝み、拝まれる修行道場である。





で、何を見に行ったかと申しますと、初夏の花《 紫陽花 》です。

超有名では有りませんが、名所のようです。





奈良の「矢田寺」・「久米寺」・「談山神社」

京都の「三室戸寺」・「三千院」などなど、関西で有名な

紫陽花の名所は数々あれども、近場でこんな名所が・・・









入り口すぐの人工池にはご覧のような見事な景色が・・・


2~3日に一度、傷んだ花から入れ替えていらっしゃるようです!!

手間が掛かるでしょうが、”第一印象・見事”です。


このような試みはここ20年程前かららしいですが、

ネットで話題となったのは、昨年に続いて2回目だそうです。

7月1日まで、紫陽花を浮かべる予定だそうですので、

皆さま、お急ぎ下さい!!


しかし、このような話題はネット・SNSなどが主流ですねぇ~~




入り口でこのようなインパクトのある景色に出会ったので・・・

入園が遅れてしまうほどです。



さて入園料・大人一人300円を支払っていよいよ園内へ・・・





受付前を過ぎた直ぐ左手に「手水場(ちょうずば)」があり

こちらも入り口前と同様に紫陽花を浮かべており風情を感じます。



ご丁寧にも”手水場での手順”が書かれています。

神社仏閣、同じ手順なので皆さまもご存知でしょうが・・・

写真では読みづらいでしょうが、拡大してお読みくださいね。




進行方向左手には「御影堂」・「三十三所堂」・「阿弥陀堂」とあり

「阿弥陀堂」には重要文化財に指定されている

「阿弥陀如来坐像」が納められていらっしゃいます。



さらに北に進むと、石段を上がったところに「本堂」があります。

本堂にはちゃんとお参りを致しましたよ。





「本堂」の東側から北に向かって「舎利殿涅槃堂」までの参道は

「両果(りょうが)の道」と呼ばれる参道・・・




なかなか趣のある参道でしょう!!

石灯籠と紫陽花が見事に一体化してると思うんですが・・・



この道を挟んで西側は「バン字池」

東側を「虚空園(こくうえん)」と呼ばれる庭園が拡がっており

”瞑想する仏の世界を具現した曼荼羅の庭”とされているようです。


本日はご趣味の会の皆さまが、一心に写生をしておられます。


 


境内をブラブラと散策、色んな場所に色んな色の紫陽花、

しかし、こちらの久安寺のお庭の紫陽花は

手入れというか整備というか、他の名所のようにキチッとして無くて

ほとんど自然のままの所が多く、通路に覆いかぶさっています。





別の捉え方をすると”野趣味豊か”とも言えますが・・・



私は「花の寺」と言われる位なら、もう少しお手入れをと思いますが、

皆さまのご意見の分かれるところですねぇ~~






最後は「楼門」までの通路の紫陽花が見事です。


「楼門」は奈良時代の開基で優雅第一と賞され

「軒反り」という稀有な技法により作られ国の重要文化財に指定される。

門には金剛力士像が安置されているが、奥の方に配置されており

前方が広くとられている。

桁行きの反りは大きく、梁行の反りは小さい。

このような建築技法は他に殆ど例を見ないといわれており、

最も美しい楼門と評価されているようです。



楼門を正面に捉えた通路の両側にご覧のような状態で

紫陽花が自生しております。

まだ、満開という状態ではなかったので、

皆さまは頭の中で満開を想像して、思い巡らしてみて下さい!!





小一時間位の散策でしたが、楽しめました。


 


いつも申し上げますが、ご来園の方々皆さま一様に”笑顔・笑顔”

お花に囲まれると自然に笑みが溢れるんですよねぇ~~

お花の力、恐るべし・・・「花の寺」人気の所以ですね。




          《タケナカ》





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