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お客さまにとってのベスト。

2019年06月22日

千里中央店

こんにちは。


先日ご来店いただいた女性のお客様。

オカリナ演奏時に楽譜を見る時に使用される『LINDBERG』エアーチタニウムリムの丸メガネglenn。

お作りいただいて5年になります。

「最近なんとなく見にくい時もあるし疲れる」とのことで検査。右の度数が2段階進んでおられました。

とりあえずglennの右のレンズの交換しそれを家での練習用に、それとは別に人前で演奏する機会も多くなってきたとのことで、もうひとつお作りいただくことに。


さて、ここからフレーム選びなのですが…

これまで『LINDBERG』リムのブラウンで線も細く自然な印象でしたので、今度はハッキリしたフレームをご希望でした。

遠くを無理なく見るのに、遠視の度数が必要なお客様ですので、楽譜用に矯正する凸レンズの度数はそこそこ強いです。(+5.00前後)

ここでメガネ屋のセオリーとしては
①近距離用でそんなに広い範囲を見る訳ではない
②レンズが薄くなりメガネも軽くなる
以上の理由をお客様にお伝えしてレンズサイズが小さめなフレームをオススメすることが多いと思います。


そこで今回、ご希望の通りリムの描くラインが太めのハッキリしたフレームで、小さめのレンズサイズのフレームをいくつかご提案しました。

すると…

「ハッキリしたフレームだと縁が気になって仕方がない。」

そう仰られました。


その方は楽譜を見ながらオカリナを吹く時にお使いになられます。


これまでの『LINDBERG』もレンズサイズは小さかったのですが縁の線が細く視界の邪魔にならなかったのです。


レンズを少しでも薄く

メガネを少しでも軽く

その方がお客様にとって快適だろう

それは僕らが思うベストであって


レンズが少し厚くても

メガネが少し重くても

その方が視野が広く見やすいなら

その方が好きなデザインのメガネなら

お客様にとってそれがベスト

それが一番大事。


「慣れますよ」そう言ってコチラの提案をプッシュする事もあるのですが…お客様の思うホントのトコロを大切にしたいので…



いろいろお試しいただき選んでいただいたメガネがコチラです。

『lafont ラフォン』DORIAN 675


lafont DORIAN 675 50 32,000yen+tax

目尻がツンとしたフォックス型のセルフレームですが、全体の曲線が柔らかいので、なんとも良い塩梅です。

レンズサイズも50ミリあり、楽譜を見ながらオカリナを吹く姿勢で見ていただいても「これなら大丈夫!縁が気にならない」とのこと。

素敵なメガネが見つかりました。



オカリナを初めて10年になるそうで、お話をお聴きしてると、話される言葉であったり向上心がカッコいいなと思う訳です。刺激をもらいました。僕もギター頑張ろう(笑)。



《ウエノ》

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