本のお話 2019年04月08日 南千里店 春雷 葉室麟 豊後・羽根藩を舞台に 羽根藩筆頭家老の推挙を受けて、士官を果たし あっと言う間に、藩主兼清の寵臣にまで登りつめた男、 多聞隼人の生き様を描いたお話です。 厳しい年貢取り立てや処罰の様から、人々に鬼隼人と恐れられる男の過去 悲しい過去を持つ男の決意。 『 鬼の最後を見届けよ 』と大きく両手を広げ胸に弾を受け 隼人は笑って、『 大願成就 』とつぶやく。 何度も読み返したくなる最後でした。 《 フジイ 》 南千里店 | コメント(0)
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