今宮神社とあぶり餅
2018年12月21日
年末になってきたので、義母の墓参りに妻と出かけました。
そこで、毎度のことながら墓参りの後、
”京都観光”させてもらいました・・・このパターン多いです。
でも折角京都まで行ったのだから、1箇所位の観光は・・・ネ。
「義母さん、寄り道してごめんなさいね」(笑)
今回は、”玉の輿神社”こと《 今宮神社 》へ・・・
ここは開運・良縁のご利益がある京都有数の”パワースポット”
子供達もそれぞれに家庭を持っているので、
今更、良縁は問題ないんですが、他に目的がありまして・・・
朱塗りの楼門が目に鮮やかです。
平安時代に疫病や災害が流行り、それを鎮めるために創祀。
無病息災や健康長寿の神として、厚く崇拝されてきたようです。
その時にはじまったのが”京都三大奇祭”の一つ「やすらい祭」
他は「鞍馬の火祭り」・「広隆寺の太秦の牛祭」のようです。
そんな今宮神社は・・別名「玉の輿神社」と言われて有名。
皆さまご存知の「玉の輿に乗る」とは?
《女性が高い身分の人や財産を有する人の妻になる》という、
超・羨ましいことを指します。(大笑)
”玉の輿に乗る”由来は・・(長くなるので簡単に)・・
『 京都・西陣の八百屋の娘「お玉さん」が、
あるツテで江戸城大奥に務めることになり、
そこで、三代将軍”家光”に見初められ、側室となり「男子」を産み、
やがて、その息子が五代将軍「徳川綱吉」となり、
お玉さんは目出たくも・・将軍の生母「桂昌院」・・となり、
絶大な力を持つようになったんだとさ 』・・・というお話。
お庭の一角には、このような碑が建立されていました。
まさにこれこそ、「立身出世の妙」という事。あやかりたいなぁ~~
良縁のパワースポットの神社だからかどうかは分かりませんが、
御本殿では、神官が神前結婚式の祝詞をあげてました。
皆様揃っての”記念撮影”も笑顔の溢れるもので、
私達も他人ではございますが、御目出度い話なので、
お二人の人生が「幸多かれ」と遠くから願いましたよ。(笑)
境内には「阿呆賢さん」と呼ばれる変わった名前の石がありました。
(別名 「神占石」 とも言われているようです)
まず、この石を手の平で三度たたいて持ち上げます。
次に願い事を心の中で唱えながら
三度手の平で「なでて」再び持ち上げてみる。
最初より軽く感じれば願い事は叶うと言われてるようです。
こんな事を言うと罰当たりと言われるでしょうが・・・
一度持ち上げて重さを身体が感じてたら、
そりゃ、二回目は軽く感じますよねぇ~~・・(失礼)・・(大笑)
世間には良くある、「神社あるある」でした。
そして、もう一つの目的である今宮神社東門前へ・・・
そう、今宮神社といえばお楽しみは・・これ・・”あぶり餅”
あぶり餅とは、きな粉をまぶした親指大の餅を竹串に刺し
焦げ目がつくほど炭火で炙り、白味噌のタレをぬった餅菓子の事。
京都では、これを食べることで
《 病気・厄除けのご利益 》があると言われています!!
お店の方にお聞きすると、創業は400年位前とのことで、
江戸時代初期には、食されていたんですねぇ~~
京都名物としてテレビでも紹介されているので
ご存知のかたも大勢いらっしゃると思います。
妻は十数年前に来た時に食べ、懐かしくもう一度と思ってたようです。
私達も店内にて頂きましたが、寒い中、熱々のお茶と一緒に
頂くと、身体も温まり”美味し”かったですよ。
思わずお土産に買って帰ってしまった位です。
パワースポットで絶大なるパワーを全身に頂き、
京都名物を食することも出来、満足な冬の一日でした!!!!!
次はどちらに行こうかなぁ~~
《タケナカ》
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