店の姿勢~あるハンバーグ店でのお話し。
2018年08月25日
こんにちは。
休日に家族でお墓参りへ行って来ました。
敷地に生えてる雑草を抜き、太陽を受けて熱くなった暮石に水をかけ手で優しく撫でて綺麗にし、御供えをして、家族で順番に手を合わせます。
そして、近況報告と1年間のお礼をお伝えし、これから1年また見守っていただくようお願いをします。
毎年ここに来ると気持ちも新たになり引き締まります。
大きくなった息子の姿を見てお爺ちゃんお婆ちゃんもきっと喜んでくれてるかな。
さて。
今日はお墓参りの後の晩ごはんの時のエピソードにお付き合いください。
グーグル検索をして、美味しそうな手造りハンバーグのお店を発見…人気店とあり、全員一致でそこに向かうことにしました。
しばし歩いて辿り着くと、外観も良さそうな感じで、ある一角を除いてはお客様も満席状態。
否が応でも期待が高まります。
受付で人数を伝えると、「しばらくお待ちいただけますか?」とのこと。
その間、店頭のイーゼルのメニューを見て、「あれもいいな…これもいいな…」家族全員が完全にハンバーグの口になっていました(笑)。
しばらくすると、女性の店員さんがやって来てこう切り出しました。
『この後7時から10名さまのご予約が入っておりまして、そのお客様の注文によってはハンバーグのご提供が出来ない可能性がございますがよろしいでしょうか?』『お肉やフライはご案内できますが…』
「その可能性ってどれくらいですか?」
『確認して参りますので、少々お待ちくださいませ』
誰かに聞いて帰ってきてこう続けます。
『注文を受けてからでないと何とも言えません』
「ハンバーグを売りにしてて、夕食時の7時前でこの対応って、このお店はいつもこんな感じなんですか?」
『閉店が9時で、明日が定休日なもので、ロスを出さないよう休日前は最小限しか作らないんです。普段は大丈夫なんですけど…』
「。。。」
『もしよろしければご予約10名のお客様の注文を聞いた後に、足りない分をこねさせて頂ければハンバーグのご提供も出来ます。ただしそこから30分程お待ちいただくことになりますが…よろしいでしょうか?』
家族と顔を見合わせて、そこでの食事を断念しました。
確かに予約席以外は満席でしたし、このやり取りの間もお客様が店内の様子をうかがっていたりして、人気店なのでしょう。
予約の10名がどんな注文をするかはわからない。
明日が定休日なので今から余分にこねて残ってしまうとロスになってしまう。
だから予約の10名の注文を聞いてから…
確かにそうかもしれない…
でも、それって完全に店側の都合じゃん!
材料がない訳じゃない。
目の前にハンバーグを希望しているお客様がいる。
だったら、お客様の笑顔が最優先なんじゃないの!多少のロスは仕方ないんじゃないの!
嫁さんとハンバーグを食べれなかった悔しさから感情に任せて言葉を発していると、
息子がこう言いました。
「そんなこと言うもんじゃない」って。
どちらが大人でどちらが子供がわかりません(笑)
でも落ち着いてよくよく考えたら、そのお店はただ正直なだけ…なのかなと思ったりもしました。
嘘偽りなく状況を話してくれて、その上でそれでもいいですか?どうされますか?…って。
こだわってるが故にお客様に対して適当な事、いい加減な事は言わない、出来ること出来ないことをハッキリとお伝えする。変に期待を持たせない。
自分に対してもお客様に対してもただ正直に行動する。
それもプロとしては絶対に必要な姿勢ですもんね。
ただし、そこは条件付きだと思うんです。
お客様の気持ちにちゃんと寄り添えてるかどうか。
そこにお客様を思いやる心があるかどうか。
みなさんはどう思われますか?
追伸…近々必ずやハンバーグ、リベンジします!!(笑)
《ウエノ》
休日に家族でお墓参りへ行って来ました。
敷地に生えてる雑草を抜き、太陽を受けて熱くなった暮石に水をかけ手で優しく撫でて綺麗にし、御供えをして、家族で順番に手を合わせます。
そして、近況報告と1年間のお礼をお伝えし、これから1年また見守っていただくようお願いをします。
毎年ここに来ると気持ちも新たになり引き締まります。
大きくなった息子の姿を見てお爺ちゃんお婆ちゃんもきっと喜んでくれてるかな。
さて。
今日はお墓参りの後の晩ごはんの時のエピソードにお付き合いください。
グーグル検索をして、美味しそうな手造りハンバーグのお店を発見…人気店とあり、全員一致でそこに向かうことにしました。
しばし歩いて辿り着くと、外観も良さそうな感じで、ある一角を除いてはお客様も満席状態。
否が応でも期待が高まります。
受付で人数を伝えると、「しばらくお待ちいただけますか?」とのこと。
その間、店頭のイーゼルのメニューを見て、「あれもいいな…これもいいな…」家族全員が完全にハンバーグの口になっていました(笑)。
しばらくすると、女性の店員さんがやって来てこう切り出しました。
『この後7時から10名さまのご予約が入っておりまして、そのお客様の注文によってはハンバーグのご提供が出来ない可能性がございますがよろしいでしょうか?』『お肉やフライはご案内できますが…』
「その可能性ってどれくらいですか?」
『確認して参りますので、少々お待ちくださいませ』
誰かに聞いて帰ってきてこう続けます。
『注文を受けてからでないと何とも言えません』
「ハンバーグを売りにしてて、夕食時の7時前でこの対応って、このお店はいつもこんな感じなんですか?」
『閉店が9時で、明日が定休日なもので、ロスを出さないよう休日前は最小限しか作らないんです。普段は大丈夫なんですけど…』
「。。。」
『もしよろしければご予約10名のお客様の注文を聞いた後に、足りない分をこねさせて頂ければハンバーグのご提供も出来ます。ただしそこから30分程お待ちいただくことになりますが…よろしいでしょうか?』
家族と顔を見合わせて、そこでの食事を断念しました。
確かに予約席以外は満席でしたし、このやり取りの間もお客様が店内の様子をうかがっていたりして、人気店なのでしょう。
予約の10名がどんな注文をするかはわからない。
明日が定休日なので今から余分にこねて残ってしまうとロスになってしまう。
だから予約の10名の注文を聞いてから…
確かにそうかもしれない…
でも、それって完全に店側の都合じゃん!
材料がない訳じゃない。
目の前にハンバーグを希望しているお客様がいる。
だったら、お客様の笑顔が最優先なんじゃないの!多少のロスは仕方ないんじゃないの!
嫁さんとハンバーグを食べれなかった悔しさから感情に任せて言葉を発していると、
息子がこう言いました。
「そんなこと言うもんじゃない」って。
どちらが大人でどちらが子供がわかりません(笑)
でも落ち着いてよくよく考えたら、そのお店はただ正直なだけ…なのかなと思ったりもしました。
嘘偽りなく状況を話してくれて、その上でそれでもいいですか?どうされますか?…って。
こだわってるが故にお客様に対して適当な事、いい加減な事は言わない、出来ること出来ないことをハッキリとお伝えする。変に期待を持たせない。
自分に対してもお客様に対してもただ正直に行動する。
それもプロとしては絶対に必要な姿勢ですもんね。
ただし、そこは条件付きだと思うんです。
お客様の気持ちにちゃんと寄り添えてるかどうか。
そこにお客様を思いやる心があるかどうか。
みなさんはどう思われますか?
追伸…近々必ずやハンバーグ、リベンジします!!(笑)
《ウエノ》
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