本のお話
2017年12月03日
64 ロクヨン
横山秀夫
今年、最初に読んだのがこの作品でした
話の流れが読みにくく、どうなって行くのか本当にわかりにくく
何度も元のページに戻り確認しながら読み進めてゆき13日かかりました
横山秀夫さんの本は最後まで読まないとわからないが、
癖になる作品です。
映画上映されましたが、タイミングが悪く行くことが出来ませんでした。
元刑事で一人娘が失踪中の広報官、三上義信が記者と警察内部に揉まれ、14年前
昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件への、警察庁長官視察から始まる。
14年経っても解決出来ず、そんな中で警察庁長官の被害者宅慰問
被害者の警察に対する不信感、
唯一犯人の声を聞いた被害者が電話帳のア行から一人一人電話し男の声を聞くまで
無言電話を繰り返し、とうとう犯人の声に当たる。
個々の登場人物の深層心理を細かく描写され、
この犯罪以外にも内容のある作品です。
じっくり読んで見てください。
《フジイ》
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