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食事とサプリメント

2017年07月07日

南千里店




ある日の、お客様との会話・・・


その方は奥様を亡くされ、ご高齢ですがお一人暮らしです。

毎日、ご自分の食事は私達の店舗向かいの

「阪急オアシス」というスーパーで調達なさいます。

お昼は外食、夜の食事は《お弁当》をお買い求めになられまして、

ご自分で調理なさってお食べになることはなさらないようです。







そんな会話の流れで・・・


『もし錠剤数粒で、通常の食事と同じ栄養価があるとしたら、

どちらをお選びになられますか???』・・・と、私の質問??



『 ウ~ン 』・・・お返事に困られました。

それはそうですよねぇ~~、そんな簡単に答えが出るはずがない!!








錠剤で済むなら、買い物に行かなくても良い,

調理をしなくても良い、後片付けもしなくて良い・・・

時間の有効利用が出来るし、火の元も安心・安全である・・・

などなど、利点はいっぱいある。





世間で「サプリ」と言われているものは、薬ではなく食品。

健康をサポートするためのものであり、高い効能を期待するのは

間違いだそうです。つまり、基礎となるバランスのよい食事を

摂取出来ない時に、仕方なく補うためのものがサプリだそうです。


”数学的な栄養素”を身体に摂取できたとしても、

それはご病人が点滴を受けているようなもの・・・








ネットでも色々読ませていただいた結果、私の意見として、

一番納得できるのが下記の文章です・・皆様のご意見はいかが?




以下の文章は


医療ジャーナリスト:安達 純子様の「サプリメントだけで

人間は生きていけるのか」より、抜粋させていただきました。








『食事を取らないことでの咀嚼(そしゃく)力低下への懸念です。

咀嚼は、食べ物を単に噛み砕くだけでなく、唾液を分泌して

口の中を洗浄し、消化液の分泌や脳への刺激など、様々な役割を

持っています。単にサプリを飲み込むような生活を続けていると、

長い目で見て、咀嚼力の低下に伴う弊害に結びつく可能性がある。

さらに、サプリだけの生活による偏った栄養素の過剰摂取や、

腸を使わないことによる免疫力の低下も問題になります』





また別の文献では、


例えば、足を骨折した時に、骨折した足が細くなるように、

人間の身体は使わなければ萎縮していきます。

同じく、病気によって食べることが出来ず、栄養剤で栄養を

摂っている方の消化器は、萎縮してしまわれるそうです。

それによって、様々な疾病の原因になってしまう事も

少なくないようです・・・と、あります。




結論は・・・


便利さ・楽さだけを求めないで、コツコツとバランスの良い食品を

毎日毎日、規則正しく摂取することだと教えられました。

買い物やら、調理やら、後片付けやら・・面倒でしょうがね(苦笑)






お話をさせていただいた当店お客様はお一人暮らしなので

今のペースで・・・外食先はお馴染みのお店なので、

(スタッフの方達とよくお話されるようにお聞きしてるので)

そんな方たちとの会話を楽しまれ、また夕食はお惣菜を買ってこられて、

調理なさる面倒からは開放され、ゆっくりと召し上がっていただきたいです。

でも毎日、何を食べようか考えるのが面倒くさいとお聞きしてます(笑)


   

ご家族でお暮らしの皆様は、食事をしながらの、”一家団欒”を

笑顔で楽しんでいただきたいと思います。



『笑顔でお食事!!これも大切な栄養』

家族揃って”笑顔”で美味しくいただきましょう!!!


サプリメントはあくまで補助食品としてお願いします。



          《タケナカ》

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