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「魔法のボトル!!」

2017年07月05日

千里中央店

皆様こんにちは。


空気から水を作り出すというボトル。
そんな魔法のようなボトルが開発されているようです。



“Fontus”







開発元のFontusによれば、この魔法のボトルを開発した目的の1つは、サイクリストやハイカーをより自由にすることだそうです。
サイクリングやハイキングのコースを計画する際には、水の補給ポイントをルート内に含める必要があります。
そうでなければ、重い水を大量に持って移動することになってしまいますので、できればそれは避けたいですよね。。。


Fontusの基本的な仕組みは、“空気中に漂う水分を集めて飲み水として蓄積する”というものです。
地球の大気には常に13,000キロ立法メートルにも及ぶ未開発の淡水を含んでいるとそうで、それを活用して水を作り出すというプロダクトです。


具体的には、集めた大量の空気を太陽光エネルギーで冷却することで、大気中の水分を凝縮し、水を生み出す仕組みになります。


Fontusの水生成の効率は、主に空気の湿度と温度に依存しているため、湿度と温度が高いほど、より早く水を生成することができますが、一部の条件下では水をほとんど、または全く生成しない可能性があるので注意が必要のようです。


Fontusは水の集め方の違いにより、2タイプのプロダクトがあります。






“Ryde”
は、自転車のフレームに取り付けて使用するタイプです。
走行することで吸気口から水分を含む空気を内部に取り入れ、飲料水を作り出してボトル内に貯水するという仕組みで、ある程度以上の湿度のある場所であれば、1時間走行することで0.5リッターの飲料水を取り出せるそうです。










“Airo”は、ボトルの回りに大型のソーラーパネルを巻き付けたタイプです。
“Ryde”とは異なり、自転車走行時の空気の流れを利用することはできないので、代わりにソーラーパネルで発電した電力でファンを回し、空気を取り入れるという仕組みを採用しています。
またUSBケーブルにより、スマホなどのデバイスを充電することも可能だそうです。


2つのタイプに共通し、“空気”“太陽”といった、自然が与えてくれたものを活用する仕組みで非常にエコなプロダクトとなっています。


デザインにおいても、Fontusはシンプルなデザインで、すでに国際的な評価を得ており、多くのデザイン賞で高く評価されているそうです。


私が調べた限り、どうやら発売はまだのようなのですが、もし発売されれば、アウトドアでの利用だけでなく様々な活用が期待されることでしょう。





《マスヤマ》

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