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続・ヒューム管のお話し

2017年01月15日

南千里店

続 ヒューム管のお話

スパナの扱いにも慣れてきて、完成品へのロゴマークの入れ方も教えて頂きました
徐々に大きいものも挑戦してゆきました。

私達の仕事場以外に、コンクリートを型枠へ流し込む仕事があります
これは、屈強な男の力仕事です。

砂とバラス( 小石 )、セメントに水を加えて撹拌、ミキサー車も使って
コンクリートをつくります

型枠を載せ穴を両サイドから覗く位置に立ち、回転させながらその穴へ
コンクリートを入れてゆき、全体の厚みが2センチ位になるように調整

これを、私達の場所の間の大きな部屋に密封して( ここで固まる )
ここでコンクリートが堅くなるようでした。

私達は、型枠から取り出して、また組み立てる、この繰り返し
朝10時と午後3時に15分の休憩があります、やっと一服と思ってると

母親から、『 一番下の者がすぐに休憩するもんじゃない 』
掃除、道具の片付け、豆乳状の液体の補充、機械油の補充などをして

次の仕事がやり易いようにするのが新入りのつとめやと
また、『人が見てる時だけ動く振りをする、ずるい事はするな』と

しんどいのになに言うてるんやと思いましたが、ここでじっと我慢したことが
社会に出てからプラスになってると思います。

中学2年の夏のことでした。

いまの私の仕事への気構えとなってます。

《フジイ》

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