町屋の案山子
2016年11月04日
『テレビでこんなイベントをやってるって紹介してたよ!!』
1日の仕事が終わって帰宅した途端、妻からの報告です・・・
『なんか面白そうやなぁ~~』・『行ってみよかぁ~~』
そんな会話から奈良県高取町へ・・・ここは、
文楽や歌舞伎や講談や人形浄瑠璃で知られる『壺坂霊験記』・・・
西国三十三箇所の1つ、第六番札所の大和・壺坂寺の霊験を題材にした
「沢市・お里」の物語で有名な土地です。
さてさて、はるばると奈良までやってきた本日の主目的とは・・・
パンフレットに紹介されてるように『町屋のかかし巡り』なんです。
近鉄壺阪山駅前から土佐街道にかけて案山子がお出迎え・・・
実際に生活している、町家にお住いの皆様が協力しあって
こんな楽しい・微笑ましい案山子を玄関口や町角に配置・・・
江戸時代の面影が色濃く残っている城下町をブラブラ散策。
田んぼの畦道ではなく、町のあちこちに居てるから
思わず道を訪ねたくなるような、超・リアルな案山子達・・・
メイン会場には「隣のトトロ」の世界が雰囲気を盛り上げています!!
レストランの玄関には”コック”さん、
孫とお婆ちゃんのお出かけ、
たこ焼きを買う人、
農作業をしている牛と人々、
町家の集い、
薬屋さんの玄関には、”大和の置き薬の行商人”の姿も・・・
ここは古くから「薬のまち・高取町」って、有名なんですってね!!
「くすり資料館」もあり色々古い資料が紹介されています。
私が子供の頃は、田舎だったので置き薬の行商の方が・・・
「越中富山の万金丹………………!!」な~ぁんて囃してました。
ごめんなさい!!でもその薬でお腹の痛いの治ってましたよ。
案山子たちは次々と登場して、散策している私たちを飽きさせません。
それどころか、見つける度に” 驚き ”と” 笑い ”でいっぱいになります。
今回で8回目・・・”新しい町おこし”の方法ですよねぇ~~~
こんな町おこしの手段、素敵です。 拍手喝采です!!!!!
高取町の皆様、これからも頑張って下さいね・・・応援してますよ。
《タケナカ》
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