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台風のお話し

2016年09月11日

南千里店

台風のお話し

昭和30年から40年前半のお話しです。

山口県防府市、毎年台風がやって来て毎年家の屋根の上のテレビアンテナが倒れて、台風の後にはこの補修から、屋根に上り3メイトルくらいの倒れたアンテナを立てて4本の針金で四方へ固定し、下でテレビをつけて映りをアンテナを回しながら大きな声で上と下でやりとりして固定します。

山陽本線を守る様に12メイトル位の堤防を築き10メイトル位の所に線路があり300メイトル離れて7メイトル高い位置に国道2号線が走っていました。
大型台風が来ると、波は堤防を越えて線路へ、又打ち上げられた海藻が国道2号線を越えた所まで飛ばされ、屋根瓦を飛ばされ台風の後始末は大変でした。

怖いもの見たさに、海をよく見に行ったものです、堤防を越える波の時は国道2号線近くの高台から海を眺めたり、堤防を越えなければ堤防まで行き堤防にある海への入り口まで入って海の荒れ具合を時々波をかぶり ( タイミングが合わないと出会い頭に波をかぶり )スリルを味わっていました。

幸い亡くなった方は無かったので、子供達は妙に興奮してました。
台風が近づいて波がある時一度だけ泳いだ事がありました。
馬鹿ですよね、泳げる状態でなく身体に砂や小石が飛んで来て早く海から出ようとするが、上手に波に合わせてタイミングよく上がる事が出来て助かりました。

大人は台風の前には必ず、雨戸に外から木をバツに打ち付け備えてました。
( 備えあれば憂いなし )身をもって体験しました。

《フジイ》

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