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福男選び

2016年01月11日

南千里店

今年も恒例の商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)で10日、本殿参拝の一番乗りを競う恒例の「開門神事福男選び」がありました。

「開門神事福男選び」とは・・・
西宮神社周辺では古くから1月9日夜「忌(居)篭り」と呼ばれる、家からの外出を禁ずる風習(その間に"えべっさん"が市中を廻られる)がある。神社では1月10日午前4時から十日えびす大祭が執り行われ午前6時ごろに終わると同時に門が開かれ、忌篭りの状態が解かれた後、氏子たちが一斉に家から神社まで駆け抜ける。この風習が福男選びのルーツとされる。神社側によれば、1940年(昭和15年)以降は当時の新聞の戦意高揚記事と関連して、その年の一番福に褒美としてお守りやお供え物を授けたりしたため記録があるが、それ以前のはっきりとした記録はなく、さらに大正時代以前となると、郷土史研究家等が収集した資料によっても記録はほとんどないという。



参加人数はなんと約6千人! まだ日が昇らない午前6時、太鼓の音が鳴り響き門が開かれると、事前に場所決めのくじで決まった先頭グループの108人が一斉に飛び出して約230メートル先の本殿を目指して境内を走り抜けました。


 今年のトップの「一番福」は兵庫県在住の高校生だそうで、陸上部で400メートルが専門という彼が3回目の挑戦にして見事一番福の栄誉を掴み取りました。


それにしても、西宮神社の門から本殿までは結構鋭角な参拝道となっており、あそこを全力で走るとなるとかなりの緩急をつけて走る技術が必要になります。
しかも石畳は滑りやすいので特に最後の本殿手前階段前は石畳が滑りやすくそこで順位が入れ替わることが多いです。

※赤い矢印の参拝路がそのまま福男選びで走る道です。

因みに、『福男選び』と言われていますが、女性の参加も勿論OKです。いつか最速の福女が現れる年が来るかもしれませんね^^

《タカダ》

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