スタッフブログ

TOP > スタッフブログ

焼きいも。

2015年12月22日

千里中央店

こんにちは。


ブログの更新が遅くなってごめんなさい。


今日12月22日は冬至。
お風呂にゆずを浮かべて、冷えた体を、疲れた心をゆっくりとほぐしましょう。




さて。

3日間に渡るたわいもないお話しです。
お付き合いいただければ幸いです。



水曜日。

仕事を終えていつも通り千里中央からモノレールで蛍池へ、モノレールを降り階段を下り改札へと足を進めると、何処からともなく甘い香りがしてくる。

改札を出て阪急電車の改札へと向かう途中の連絡通路にそれはありました。

焼きいもかー。

大阪市内に店舗を構える「密香屋みっこうや」という焼きいも屋の短期間限定の出張店舗のようだ。

ちょうど寒くなってきていた事もあり、ものすごく惹かれたのですがその日はスルーしました。



木曜日。

改札付近でまたあの甘い香りが。

せやせや焼きいもやったな、スッカリ忘れてた。
ウワッやっぱりメッチャええ匂い、たまらん。
せやけど、今日は家帰ってトレーニングもせなアカンし芋食うてる場合やないか…
そう自分に言い聞かせて、列をつくる女性を横目にその日もスルー。



金曜日。

帰りのモノレール、僕の頭の中は焼きいもの事でいっぱいになっていたのです(笑)。
匂いという外的刺激に誘発されずとも、もう心とカラダ、いや僕の全てがそれを求めていました。
今日は何としても買ってかえるぞ…と。

しかしその日の僕は退社時間が遅くなっていて、時計を見ると時刻が8時半を少しまわっていました。
売り切れていやしないか。
店がしまっていやしないか。
そもそも今日も店は出てるのか。
不安を抱えた僕は蛍池に着くと、階段を駆け下り改札へと急ぎました。
するとあのいつもの甘い香りが、今日も僕を待っていてくれたのです。

「お仕事お疲れさま、僕は今日もここにいるよ」

優しくそう語りかけてくれてるような気さえしました。
(決して疲れてきって幻聴が聞こえていたわけではありません(>_<))


茶色の紙袋に入った家族3人分の種子島産サツマイモ「安納蜜香」を手にした僕は家族の待つ家路を急いだのです。

なんなんだろうな、この幸福感は。







《ウエノ》

カレンダー

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最新記事

アーカイブ