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夏の風物詩~盆踊り

2015年08月17日

南千里店

7~8月の時期になると各地で夏祭りが催されますが、夏祭りと言えば盆踊り。今や盆踊りは夏祭りのメインイベントになっております。
幼少の頃は実家近くの学校の校庭や公園で町内会ごとに夏祭りが催されて、櫓が組まれたその周りを決まって盆踊りのBGMは炭坑節と河内音頭、それと関西限定?のルンバ音頭でグルグル踊るのが定番でした。



盆踊りと言えば、現在では日本三大盆踊りと称される「徳島県・阿波踊り」「岐阜県・郡上おどり」「秋田県・西馬音内盆踊り」が有名ですが、全ては元を辿れば先祖の霊と現の人が一緒に踊って供養をする踊り念仏が起源なのですが、次第に民衆の娯楽としての色合いが濃くなり、いつしか踊りが主体の念仏踊りと変化することとなり、江戸時代までは盆踊りの主な目的はそこにあったようですが、江戸初期にはほとんど乱痴気騒ぎの延長上に盆踊りがあるという状態でとうとう幕府も風紀の乱れや一揆を警戒して禁止令を出したほどです。この禁止令は時代時代で度々出されて、昭和初期まで続きます。

その頃から健全性を取り戻した盆踊りは上に上げた炭坑節を始めとした音頭を元にして芸能性としての踊りが確立していくのですね。

そんな盆踊りにも、面白い記録というのがありまして5分間で最大何人で踊れるか?という記録がギネスに掲載されております。
最近までは、平成13年に栃木県で行われた1932人の盆踊りがギネス記録でしたが、このほど、大阪の道頓堀の両岸で行われたギネス記録の挑戦するイベント内で2025人という記録を作ったそうです。

ギネス認定には浴衣姿の参加者が同じ踊りを5分間行う事が条件で、チャレンジ1回目は1821人しか集まらなかったそうで、2回目のチャレンジで観客約200人が飛び入りで参加して記録更新に相成りました。
結構厳しいようで、50人に1人の監視員が付いて踊りを間違えたり、途中で携帯電話での通話等でやめてしまった人をカウントしていって2057人中2025人の記録が達成できたとのこと。
その模様は下記動画でもご覧になれます。

道頓堀盆おどり、世界記録に挑戦!


盆踊りは世代を問わず魅了されるものがあるのですね。
自分は見るのは好きですが踊るのはどうも・・・

《タカダ》

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