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大和ミュージアム

2014年04月10日

メガネのセンリ

いつもメガネのセンリ・ブログをご覧いただきありがとうございます。

昨日のブログの続きですが、広島に行きついでに
前々より興味のあった大和ミュージアムに行ってきました。



  
呉の町は昔から海軍の基地があり、今でも海上自衛隊が駐屯しています。
先日、事故をおこした輸送艦おおすみが停泊。ちょっと興奮します。
お隣の海上自衛隊呉資料館のおっき〜い潜水艦が目印です。



大和と言えば45口径46cm3連装砲塔です。
実弾の展示を発見!


語り出せばきりが無いほどマニアックになりますので
本日はめがね屋のブログという事で光学の話をしたいと思います。


艦橋のてっぺんより一番張り出している箇所、測距儀と言う測量計です。

左右に離れた2個の対物レンズで取り込んだ画像を、距離計に連動して
回転する鏡(またはプリズム)によって、合成プリズムに送ります。
接眼レンズから覗いた左右の画像を重ね合わせて、距離を測定します。
覗いたときの画像は上下に分断して見え、重なる所で合わせます。

三角関数で距離を測る測距儀は、光を取り入れる窓の左右間隔が
広ければ広いほど、その計算基準が正確となり、計測誤差が減らせます。
ここで見出した敵艦との距離を割り出し、敵艦との相対距離・角度
風向き・地球の公転&自転速度など、実に200近いプログラム数値を経て
主砲旋回・仰角を合わせ、ようやく発射に至ります。

測距儀は高いところにあればある程、三角測量がし易く、
距離判定の精度も高くなるので戦艦では高層化も重大なポイント。

基線長が15.72mと当時世界最大級の光学測量の最先端でした。
作ったのは日本光学工業(現・ニコン)製!
ちょっとめがね屋のブログっぽくなってきました。

近年ではGPSとマルチバンドレーダーをつかった管制システムで
弾道ミサイルも撃墜する程ですが、当時はアメリカ軍のレーダーよりも
日本の光学測量+人間による目視の見張りの方が精度が高かったそうです。

目を鍛えないと見張りには立てませんね〜

《なかお》

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