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ワークフィニッシャー

2019年06月14日

南千里店

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先日、弊社社長と各店店長の3人でメガネの聖地・福井へ商品仕入れに

行かれた時に、店頭にて役立つグッズを買って来て下さいました。


「work finisher] (ワークフィニッシャー)といいます。





取扱説明書によると・・・


刃のないセラミック製、バリ・面取りように開発された商品!!

その他の用途では硬質プラスチックやアルミ、

アルミダイキャスト品、銅、真鍮などの非鉄金属の

バリ・面取りに適してると書いてある。




使用方法・・・

ワークフィニッシャーを、削りたいワークの部分に斜めに当て、

手前に擦るように引いて削り取るそうです。

この時ワークフィニッシャーを倒す角度(30~70角度)と

加える力により、バリの取れる量が違ってくるとある。




そこへ、ちょうど適応できそうなお客様がご来店!!

ご使用中のフレームへ、レンズのみ、お入れ替えの発注あり。

レンズ別作中の間、フレームをお預かり出来るので実験開始。





こちらのフレームは、お買い上げより5年半が経過・・・

修復不可能なほど傷んでもいなくて、

先セル部分のツヤが無くなり、薄汚れている状態です。




ワォ、軽くセラミックの刃を当てるだけでスムースに削れていく。





今までは、カッターナイフの刃や300番~400番の荒い紙やすりで

汚れを落とすところから始めていたんですが・・・





全然スムースに薄皮が剥がれていくような感覚です!!

カッターナイフの刃ですと、当てる角度を間違うと立ち込んだり、

深く傷ついたり・・・結局は後が面倒だったりするのですが、

滑らかに刃がセルの上層部を薄く削り取ります・・・



何だぁ~~この感触は・・・

今までに味わったことのない感触だぁ~~





セルを傷めることがなく、表皮だけ削るので

次にサウンド・ペーパーを当てる必要が少ない。

手間いらずで時間短縮で”楽ちん”です。





仕上がりも、写真では上手く伝わらないかもしれませんが

「良い艶」・・・してます。





クリングスパットを新しく交換するとご覧の通り・・・

新品同様(?)くらいの仕上がりです。

きっと、お客様にも喜んでいただけると確信致します。



その後、数人のお客様にも試してみましたが

いずれも簡単に上手く行きました。



セルロイド・アセテートフレームのみではなく

たまたまお預かりしておりました「べっ甲・フレーム」にも

挑戦しましたが、ご覧のような艶と輝きを取り戻すことが出来ました。

但し、こちらには1000番のペーパーで少し手伝いました。





これにはご依頼のお客様にも大好評!!

凄くお喜びいただき、お店のイメージ・アップにも繋がりました。





お預かりしなくても、少しだけ時間に余裕があれば

磨いて差し上げることが出来るようになりました。

綺麗になり、時間短縮もでき、双方にお得。



皆さま、”セル磨き” 私達にどんどんお任せ下さい!!!



          《タケナカ》












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