本のお話
2018年12月17日
岳飛伝
北方謙三
岳飛の剣を吹き飛ばした若い男は、『 子供か 』と言った。
これが楊令との屈辱的な出会いだった、岳飛が17歳で初めて負けた。
岳飛は岳家軍を名乗り独立した。
二度目は、楊令が部下の裏切りで毒を盛られ、死ぬ間際に右腕を切り落とされた。
その後、鉄の義手を作ってもらい戦いに明け暮れる。
自ら武器を考案し成果をあげる。
男の戦いに引き込まれ、夢中になって読み進めるうち第八『 龍蟠の章 』まで
読み進める。
岳飛は、中華を統一し岳家軍を解散し軍に残りたいものは梁山泊軍に吸収されたらいい
戦いは、それで終わりにしたい。
史実と異なる岳飛だそうですが、北方版岳飛は読み応えのある作品です。
《 フジイ 》
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