本のお話
2018年11月12日
いねむり先生
伊集院 静
ギャンブルの神様、色川武大( 阿佐田哲也 )との出会いから別れ
女優夏目雅子さんとの死別、博打とアルコールの毎日、やがて
アルコール中毒で強制入院。
退院後も働かないで田舎でぶらぶら、そんな時に知人の紹介で先生に出会う。
何故か波長が合い、一緒に競輪場へ旅をする
ギャンブルの神様は、旅先で古い博打仲間と麻雀をし、先生のファンから歓待され
楽しいひと時を過ごす。
奥さんの死を先生は、『 人は病気や事故で亡くなるんじゃないそうです。
人は寿命で亡くなるそうです。』と、言ってくれた。
また彼には人に理解されないだろう、10歳からの恐怖体験があり
それを先生に話すと、分かります私にもそれはやって来ます。
発作が起きた時、先生に手を引っ張られ『 大丈夫だよ。連中は去っていったよ 』
発作から脱出できた。
先生にはナレコレプシーと言う持病があり、突然所構わず眠ってしまう病気があり
表題はここから尊敬の念を込め【 いねむり先生 】とつけたのではと思います。
《 フジイ 》
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