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鼓膜形成術 後編

2016年02月28日

南千里店

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中耳炎は、私の負い目でした。

小さい頃から、耳だれだけでなく 、皆んなの声が聴き取りにくくトンチンカンな、受け答えでの失敗が多々ありました。

私の場合、左耳が悪かったので、電話での会話の時まわりの騒音を、良い方の右耳で聴いてしまい相手の声が、聴き取りにくかったです。

中耳炎の手術は、入院が必要と思って悩んでいた時、補聴器のスタッフよりの情報で、私の鼓膜が日帰り手術で再生できるかもとの事。早速、吉岡耳鼻科へ行き相談したところ、「阪大なら鼓膜再生を日帰りでやってます紹介しましょうか」とのことで、お願いしました。

12月の中旬にお願いし、翌月の中旬に決定。
手術前に、上半身の色々な角度からのレントゲン撮影、血液検査を行い手術当日は、家内と二人で(病院の指示)行きました。

最初に、耳の中に綿麻酔をし肩に注射をして30分位たって手術室へ鼓膜の穴、そのまわりの組織を切り取り、次に耳の後ろに局部麻酔をし皮膚組織を切り取り、鼓膜に接着し終了、約1時間20分でした。

平成5年当時、日帰りの鼓膜再生術は阪大位で、まだ少なかったように思います。
執刀医の先生が、他の二人の先生に指導しながらの手術で、術中先生が「痛かったら、言ってくださいね」「イタ」「ゴメンゴメン、今のは痛かったですね」
こんな感じで終わり、翌日と1週間後に抜糸(耳の後ろのテープを剥がし終了。)
後は、3週間後、その後紹介元の吉岡耳鼻科へ行き、鼻からエアーを送り内側に入った鼓膜を外へ、順調に回復していたのですが、2カ月経った頃何となく、耳だれが浸み出す感じがするので、阪大ヘ行き診て頂いたところ、鼓膜炎との事でした。その後経過観察5年、聴こえのチェックをして頂きました。
右の良い方の耳に、騒音を流した状態での、悪かった左耳の聴力テスト良好でした。

中耳炎の手術体験をされた方の、アドバイス有、補聴器のスタッフ、吉岡先生、
執刀医の先生、感謝、感謝です。

20年経って、家でテレビ音量が少し大きくなって来たくらいで好調です。
以上が、私の鼓膜再生術(鼓膜形成術)でした。

《フジイ》

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